タイ南部でロングステイ  「日本人を誘致したい」と奮闘

日本人向けロングステイ用の住宅
日本人向けロングステイ用の住宅
タイでロングステイ

 日本からロングステイを目的にやって来る50~60歳台の日本人も多い。住むのはバンコクやチェンマイが中心。


「年金だけでは日本での生活は苦しい」と言ってタイに来る人もおり、毎日の生活費や家賃など、3万バーツほどで生活している人も多いだろう。


「ロングステイの人のための日本人村をつくっています」というセリフを聞くことがよくある。バンコク近郊のアユタヤであったり、空港近くであったり、チェンマイであったり。特に「チェンマイでやっています」という話は多い。ただ具体的にそこで日本人村が機能しているという話は聞かないから、企画があって建設はするものの、結局、お金がまわらなくて頓挫してしまう、というパターンのようだ。


 今回も「日本人村をつくっています」とタイ自由ランド編集部を訪ねて来たのは、田中啓善さん。日焼けして、感じのよい人だが、その場所が「ナコンシータマラート」というので、「あの山田長政のところですか?」と問うと、「そうですね」とすぐに反応してきて、「何か、銃撃戦があるところですか?」とたたみかけると、「イヤ、そんなところまでは行かないです。サムイ島に行くスラタニーからすぐ近くのシーチョンという場所です」と返ってきた。


 田中さんは20年ほどタイと日本を行き来しており、横浜でビジネスをいっしょにやっていたタイ人女性が、25年ぶりに故郷に帰って、日本人のためのロングステイの場所をつくりたいというので手伝っている。20年来の友人だとか。


 そのタイ人女性や親戚が所有するシーチョンのトゥンサイ地区にすでに8棟の一軒家を建てており、迎える準備はできている。そのあたり、20ライほどを所有しており、30棟ほどまで建設はできるという。


 そのトゥンサイ地区に住んで3年半という田中さん。朝起きて、海岸を愛犬と散歩するのが日課。そのあとの1杯のコーヒーがおいしい。夕方に海岸で見る夕焼けも美しい。イカ釣りができてアジ釣りもできる。船を出せば200~300㍍も行けばスゴイ魚がとれる。山があって川が流れていて、土は肥えていて農業もできる。何といっても魚介が安い。住んでみればそのよさがわかり、人から人へと口コミで伝わる、と田中さんは自信を持つ。「タイで一番美しい村です」。


 田中さんの話を聞いていると、バンコクの喧騒から離れて、行ってみたいなとは思うが、長期で住んでみたいとは思わない。


「そう、一度、来てもらえばいいんです。1泊500バーツからで宿泊してもらえるので、ぜひ来てください」と勧められた。


 トゥンサイ地区では田中さんは有名人で、「コボリ」の愛称で呼ばれており、自分で家も建てており、地域の人たちとは家族のように親しく付き合っているという。


 「ところで、その日本人村でもうけはどこからでるんですか?」と問うと、「家賃で住んでもらって1ヵ月1万~1万3千バーツを払ってもらえばよい」といい、電気、水道代、メイド代はそれに含まれているという。食費など、生活費を合わせても3万バーツでお釣りがくるほど。


 それで採算がとれるのかどうかわからないが、「現在、露天風呂もつくっていて、日本人がこれから来て、皆で楽しい村をつくっていければ」という田中さん。


 バンコクから車で9時間ほど、飛行機もバンコク‐ナコンシータマラートまで飛んでいる。バスなら同じくバンコク‐ナコンシータマラートで、その手前のシーチョンで降ろしてもらうという。


 素朴であり、自然が美しく、魚介が安い。そんなところでまずは短期の旅行をしてみるのもよいだろう。そして気に入ったらロングステイする。「どんどん、わがままを言ってください」というのでもちろん、空港に着いたら迎えに来てもらうのがよい。連絡は℡082-818-8081 田中さんまで。

 

2011年11月5日 タイ自由ランド掲載

 

 

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