ラーメン山小屋を展開
先月末にスクムビット・ソイ20に新店舗をオープンした筑豊ラーメン山小屋。
創設者の緒方正年氏(現ワイエスフード名誉会長、ヤマゴヤタイランド会長)(64歳)は、22歳の時にトラック運転手からラーメン屋へ転身。最初は、学校の廃材を利用した手作りのお店からスタートし、それがまるで山小屋の様だったことから「山小屋」という名前になったという。現在は、九州を中心に日本で100店舗以上を有する一大チェーンに成長した。
現在、バンコクにも8店舗展開しているラーメン山小屋だが、特にタイ進出を計画していたわけではなかったそうだ。シンハビールでおなじみのブンロード社から、7年ほど前にタイへの出店の話が持ちかけられたという。
ブンロード社は、新たなる外食産業ビジネスを模索しており、福岡にも調査チームを派遣していた。そのチームが山小屋ラーメンを気に入り、山小屋にコンタクト。緒方会長は、タイへ招待された。
以前、旅行でタイを訪れた事のある緒方会長は、バンコクでラーメンを食べたとき、タイの人にも山小屋のとんこつラーメンを食べてもらいたい、とふと思ったそうだ。思いが伝わったのだろうか。
緒方会長は、ブンロード社の社長と初対面の際、山小屋の生ラーメンセットをお土産として渡した。すると社長は、その場でラーメンを食べてみたいと言ったそうだ。予想外のリクエストに驚いたが、緒方会長は、急きょ会社のキッチンを借り、お土産のラーメンを自ら調理した。会長お手製のラーメンに、ブンロード社の社長は大喜びで、従業員たちも試食に参加し、大好評を得たという。
商談は、スムーズに進み、2006年に最初の店舗となる山小屋トンロー店がオープンした。後々伝わってきた話では、ブンロード社の社長は、緒方会長が、自らラーメンを作ってくれた時に、その飾らない気さくな人柄に感動し、それがパートナーシップを組み合弁会社を起こす大きな決め手になったという。
その後、何度も来タイし、タイがとても気に入っているという緒方会長は、タイにちゃんこ鍋のお店も出したいという。緒方会長は、大相撲「貴乃花部屋」の後援会長をしており、貴乃花親方も、ぜひタイでちゃんこ鍋を広めて欲しいと言っているそうだ。スクムビット・ソイ20の新店舗には、随所に相撲関連のアイテムが見られる。
緒方会長は、先代の貴ノ花(貴乃花親方の父)が、現役だった頃から親交があり、九州場所の時は、よくお店に来ていたという。当時まだ幼かった貴乃花親方も一緒に来ることもあり、緒方会長は、貴乃花親方を幼少の頃から知っている。その縁あって貴乃花部屋の後援会長をしている。先日、貴乃花部屋から、待望の初の関取(貴ノ岩)が誕生した。部屋から関取が出ると、化粧まわしや浴衣を作ったり、いろいろ大変と、緒方会長は、目を細めた。
貴乃花部屋のちゃんこ鍋は、醤油味、味噌味、塩味に加え、カレー味、トマト味というのもあるそうだ。現代は力士だけでなく、ちゃんこ鍋も国際化している。
ちゃんこ鍋は、栄養バランスに優れており、肌にも良いという。心配なのは、ちゃんこ鍋を食べると、お相撲さんみたいに太ってしまうとタイの人に、思われる事だが、「それは大丈夫、お相撲さんは食べる量が、桁外れに多いからね」と緒方会長は笑った。また「食文化が、相撲の海外普及の一翼を担えたら」と語った。
将来、ちゃんこ好きが高じて、貴乃花部屋に入門したいというタイ人が現れるかもしれない。
(編集部H)
2012年6月20日 タイ自由ランド掲載
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