2社で勤務は労働許可証1つでOK

日本人がタイで働くためには労働許可証が必要ですが、1つの会社ではなく、2つの会社の労働許可証がほしい、というケースが多々あります。2つの会社の、というのは、2つの会社を行き来していてどちらの会社も管理しているなどですが、からだは1つのため、2つの会社を同時に、というわけにはいきません。


 労働許可証の中には働いている会社名、業務内容が記載されますので、2つの会社を行き来していて、もし記載の会社ではないところに担当官が乗り込んでくれば、違法就労となります。


 この場合では、2つの労働許可証が必要になってくるのでしょうか。
 いいえ、1人で2つの会社で働く場合は1つの労働許可証の中に会社名を2つ記載すればよい、ということになります。「なるほど、これは意外と簡単」と思うかも知れませんが、確かに難しいことではありません。


 さらに、2つの会社で働いているわけだから、当然、給料も2つの会社から最低5万バーツをもらうよう申告しなくてはならないのか、という疑問があります。


 しかし、バンコクの労働局では、2つ目の会社を記載しても給料を申告する必要なし、としています。ですから1つの会社でもらっている給料の申告のみでよい。


 さらに、2つ目の会社では労働許可証を持つ人に対して、4人のタイ人従業員を揃えるということをしなくてもよい。だから2つ目の会社は従業員1人でもOKということになります。
 ただ、1人で2つの会社の…というケースは労働局の担当官による精査があります。一般の会社ならほとんど大丈夫ですが、例えば、あるレストランのコックで労働許可証を取っていて、さらに2ヵ所目でも働きたい場合。いわゆる行ったり来たりというケースですが、担当官は「それは認められない」という答えが返ってきました。「1つのからだしかないコックがある日はこちら、ある日はこちらのコックというのは通常ない」というのがその理由です。

 

おそらく業務内容がレストラン管理などでしたらOKが出たかも知れませんが、コックで2ヵ所というので拒否されたという形でした。

 

 タイの景気も上向いていて、日本人もこの会社とさらにもう1社にも関わるという人は多いでしょう。そういう時はやはり、労働許可証の中の社名を2つ入れる、というのがよいでしょう。


 なお、会社設立、労働許可証取得、毎月の会計代行などについてはタイ自由ランド事業部までお問い合わせ下さい。






 

2011年3月5日 タイ自由ランド掲載

 

 

 

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